淀江の家
淀江の家
中学校のグラウンドと体育館、車通りの多い国道に囲まれている敷地条件から、不快な視線の交錯や車の騒音から住まい手を守るコートハウスを設計しました。 中庭を中心にぐるりと一周できる回遊的なプランの住宅です。 エレメント(要素)を極力排除して視覚的に圧迫感を持たせないように計画し、内装材(シナ合板)の貼り方に視覚的な変化を加え、単純な長方形の部屋よりも広々とした印象を与える空間を実現しました。 外壁高さ、天井の高さの設定など、材料の経済寸法を考慮することで費用対効果の大きい建築を実現し、同時に使いやすく住まいやすい、人間の感覚や動きに適切な寸法とすることに配慮して設計した住宅です。
所在地 :鳥取県米子市
主要用途 :住宅
工事種別 :新築
構造/規模 :木造/2階建て
床面積 :174.96㎡
設計期間 :2007年9月~2008年5月
竣工 :2008年10月