夕日ヶ丘の家

ここに暮らす家族のためにあったような敷地。 北に設道し、道路を挟み市営の陸上競技場に面します。 施主がもともと陸上の選手で、日々この競技場でトレーニングを重ねられていたということもあり、早い段階で2階にリビングダイニングを配置し、競技場を眺めることのできる住宅とすることが決まりました。 陸上競技場に併設する公園の緑地を借景できる位置には、屋根を持つデッキスペースも設けています。 1階には家族それぞれの個室を配置し、光を落とす中庭を壁面で囲うことによって開口部を減らし、防犯にも配慮した設計としています。 50坪の床面積を予算内で実現するため、外壁、内部仕上げも極力一般的で安価な材料とし、単純なディティールとすることを考えた住宅です。
 
所在地   :鳥取県境港市
主要用途  :住宅
工事種別  :新築
構造/規模 :木造/2階建て
床面積   :166.9㎡
設計期間  :2013年2月~6月
竣工    :2013年10月
 
architecturephoto.net” の特集記事に掲載されました。
”建築知識 (2014年4月号)” 特集記事の事例で掲載されました。