2023/08/21

新しいプロジェクト

鳥取県米子市内、年始めより設計を進めているプロジェクト! 現在、開発許可申請と同時並行で、実施設計を進行中。 意匠、設備図面と並行して、先月より構造図を描き続けています。 いつもと同じですが、まずは構造をモデル化、許容応力度計算にのっけ、耐震等級3、耐風圧等級2クリアさせ、たわみ制限キツめで再計算して、各所部材のメンバー(大きさ)を決定。 継手、金物指定して、構造伏図、軸組図の作図完了しました。 午後から誤記入等ないか再チェックします。 今月末である程度、実施設計粗方終わらせようと思っていましたが、少し時間が足りないかも。 引き続きガツガツ描きます。

※耐震等級、耐風圧等級は、住宅の品質確保の促進等に関する法律の基準で規程される基準で、耐震は3、耐風圧は2まで性能の基準があります。 耐震等級3は建築基準法で規定する性能の1.5倍以上、耐風圧等級2は建築基準法で規定する性能の1.2倍以上の性能。

※構造のたわみについて。 概ね梁などの部材については、たわみをどのように考えるかでメンバー(大きさ)が決まります。 建築基準法上は、安全率2倍で梁などの長さの1/250という規程。 現実には、何枚も襖のような建具が連続する場所だと、上部構造のたわみが大きく出てしまうと建具が動かないなどの不具合がでたり、大きな空間だと仕上げに影響したりします。 自分が設計する場合には、建築基準法の倍くらいの強度を目安に設計することが多いです。

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