2023/07/21

泉胃腸科医院 建築日誌

今週は 大判ガラスFIX 部分の取り付けの確認で現場へ。7月初めに外部足場も外れていましたが、最高の青空で やっと写真が撮れました!

駐車場北側より。 足場のある状態で いくら目を凝らしても、(特に足場踏板の)影で外装吹付けの吹きむらがないか、完全には確認できません。 完全に全体が見える状態でも、キレイに仕上がっていて安心しました。

待合室、大判ガラスFIX部分据付けの様子。

木枠内法に ペアガラススペーサー内法を合わせる設計。 毎回、最終微調整に立会いしてシーリングにより固定して頂いています。 木製建具廻り、大工さん、建具屋さん、ガラス屋さん、本物件のようにステンレスレールなどあれば金物屋さん、それぞれに施工精度を必要としますが、自分たちよりもベテラン(の筈)でも、こういう箇所の設計が上手く出来きてない事務所も多いように思います。

どうやってガラスを嵌めるか、嵌め込み後、どのように固定するのか。 押さえ縁は水掛かりの位置を避けて見せないこと、押さえ縁の箇所数を減らすことなど、原寸で考えて図面に描きます。

エントランス廻り。 月末に掛けてエントランス周辺の土間の施工が進行する予定。

待合室 内観。

診察室。 内部も 内装工事が概ね完了しました。

1階、中廊下。 スチール製(造作)の 手摺も設置完了。

上部(胃カメラ)内視鏡室。

上部(胃カメラ)と下部(大腸内視鏡)、ふたつの内視鏡室の間に、内視鏡洗浄室を配置しています。

処置室も兼ねた、患者さんの準備スペース兼リカバリスペース。 壁面のシナ合板は、薄いグレーで木目を残して塗装することにしました。 ”木目を残すムラを少なく塗る”という場合、塗る樹種と塗料に寄って仕上がりにも、塗やすさにも かなり差が出るので、塗装屋さんにキレイに塗れそうな塗料でサンプルをいくつか作って貰らい、希釈したペンキを2回拭き取りで施工して貰うことに決まりました。

建物東側、スタッフ動線部分。 事務スペース(南側)より。

リカバリスペース裏(北側)より。 養生も外れ、連続するカウンターの姿も見えました。

2階スタッフルーム。 まわりの景色も一望できます。

前面道路北側より。 外構コンクリート打放しの擁壁も完成しました。

前面道路南側より。 お盆明けのアスファルト敷設を目指し、各所外構の仕上げも進行していきます。

泉胃腸科医院さん 前回建築日誌
https://gramdesign.biz/2023-06-29/2194/

泉胃腸科医院さんのウェブサイト
http://www.izumiichoka.jp/

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