上道の家2
WORKSに上道の家2の写真を追加しました! 中庭を囲むカタチで”コ”の字型に諸室を配置し、”ロ”の字型の屋根を持つ平屋の住宅です。 中庭は前面道路から地続きにつながり、外壁のラインにある柱、屋根のかかった軒下空間、そこに落ちる影、中庭に敷設したセメントレンガなど、それらが曖昧に領域を示し、家族の私的な空間を緩やかに確保されるよう計画、”コ”の字型のプランに対して45度で斜めに室内の床を貼ること、中庭に三角形のデッキをつくることで、家族の私的空間である室内と中庭の一体感を協調されるようにも考えました。 ”ロ”の字型の屋根を大きく掛けることや、木質で柔らかな表情を持つ素材を用いることと同時に、細かな寸法監理を徹底することで、大らかな空間でありながら、凛とした表情を併せ持つ住宅を目指して建築しています。 2019年春に竣工しました。